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「震災と暮らし」イベント報告です。


7月のマルシェ「震災と暮らし」のご報告。

イキイキと被災地支援をする三人のゲストをお迎えし

ご来場の皆様と多角的な視点で語り合う貴重な時間でした

【第1部田中みゆきさんによる。分かち合い。

美癒隊の田中みゆきさんは熊本地震の震源地で被災、

その際にと大きな魂の揺さぶりとともに人生感が変化し、それが転機となり

被災者から支援者へと転換、毎日精力的に地元支援活動に飛び回っていらっしゃいます。

そして、美と癒しを与えることを喜びとする集団美癒隊を発足。

【自分が喜び、人が喜ぶ。】

豊かな心であり続けることが、人も地球も幸せな未来へと繋がる道と軸を立て、

より良い癒しの環境つくりを目指しています。

みゆきさんの分かち合いの中で印象深かったことは、

「いのち基準で選択することの大切さ。」

極限状態になった時にはその「選択」がどれだけの運命を左右するかが明確になります。

実は、何気ない日常生活の一つ一つの「選択」が、私達の人生を作っている。

本質的な直観力を磨き、常に大局的で柔軟な在り方を大事にすることで、

未来が決まってくるのだな、と改めて意識しました。

分かち合いに参加されたグルジア人の女性が、震災を通して視た日本について

シェアしてくださいました。「皆で手を繋いで復興に向かっていけることはすごいことだと思う。」

 本来は素晴らしい精神性がベースにある日本。この感性を育んでいくことが、

 平和な未来をつくることに繋がるのだと想いました。

【第2部】

熊本応援隊、福岡出身 舞踏表現家 良香Ryokoさんによるパフォーマンス

<舞踏表現家 良香Ryoko>

独自のスタイルで妖艶に舞うRyokoさん。

震災を受けた時の人々の心の苦しみや叫び、そのあとに癒しが訪れ、

人々が愛でつながっていくこと、平和で美しい世界を二曲の素晴らしいダンスで

表現してくださいました。

舞踏表現家 Ryoko さん

【第3部】

ドキュメンタリーフォトグラファー

デルフィンDelphine Parodiさんによるパフォーマンス 

写真と詩の朗読。

デルフィンさんの作品は、写真と詩を組み合わせ、福島の住民の証言と体験談から生まれています。

親しみやすい一連の物語から紡がれる記憶の可能性を伝えるだけでなく、人々が集い生きていく普遍的な意識の本分を反映していらっしゃいます。

震災後も毎月現地へ出向き、コツコツと活動を続けていらっしゃるデルフィンさん。

写真と詩の朗読を通じて、私たちが忘れかけているものを思いださせてくださいました。


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